マニュライフ生命は、子どもの心身の健やかな成長のために、小児医療施設へのプレイルーム「マニュライフわくわくるーむ」の寄贈などをとおして、子どもの療養環境向上のための活動に継続的に取り組んでいます。
また、2018年度からは、NPO法人「Being ALIVE Japan」とともに、スポーツを通じた小児療養環境向上に取り組みます。慢性疾患や難病をはじめ、長期間の治療を必要とする子どもたちの、可能性を広げる経験とつながりを創出する活動を支援します。
「マニュライフわくわくるーむ」プロジェクトは、マニュライフ生命が社会貢献活動の一環として2007年より取り組んでいる、全国の小児医療施設にプレイルームを寄贈するプロジェクトです。
子どもにとって病院での治療経験は心身への負荷が大きいことが多く、医療施設が子どもの発育・成長に視点を置いた環境であることは大変重要です。 「マニュライフわくわくるーむ」は子どもの心身の健やかな成長をサポートするためのプレイルームであり、設計・内装・家具・おもちゃなどの細部まで専門家の経験を基にした意見が反映されています。また、プレイルームは幼児向けに限らず、青少年向け、心身障がい児向け、外来向けなど、寄贈先医療施設の患児の年齢・病状等に合わせたものとしています。
2015年4月26日には、本取り組みが評価され、子どものより良い成育環境の実現を目的とする学会である、こども環境学会の「活動奨励賞」を受賞しました。
「マニュライフわくわくるーむ」寄贈先:
・豊田厚生病院(愛知)
・近畿大学医学部附属病院(大阪)
・大阪市立総合医療センター(大阪)
・中部ろうさい病院(愛知)
・大阪府立母子保健総合医療センター(大阪)
・旭川厚生病院(北海道)
・滋賀県立小児保健医療センター(滋賀)
・星総合病院(福島)
・心身障害児医療療育センター(東京)
・茨城県立こども病院(茨城)
(2019年8月現在・寄贈順)
全国の小児医療施設を対象に、子どもの療養環境向上のための優れたアイデアに対して助成を行っています。手術室に向かう緊張を和らげるための乗り物カートの導入、ベッドの上でできる遊びの開発等、現場で働く保育士や看護師から寄せられたアイデア84件に助成をいたしました(2016年4月現在)。
東日本大震災の被災地支援の一環として、当社が継続的に取り組んでいる「子どもの療養環境向上活動」のノウハウを活かし、被災地ならびに避難地域の小児医療施設20ヵ所に、良質なおもちゃ、ゲーム、書籍、備品などを寄贈しました。
*子どもの療養環境向上活動は、特定非営利法人 子ども健康フォーラム、ならびに社会福祉法人中央共同募金会と協働して取り組んでいる活動です。