1980年代〜1990年代、ガールズバンドの先駆け的存在として活躍した「プリンセス プリンセス」。リーダーでベース担当の渡辺敦子(わたなべあつこ)さんは、バンド解散後に音楽学校の講師として音楽に携わりながら児童福祉の分野に足を踏み出しました。
現在、渡辺さんは生まれ育った千葉県・市原市で未就学児から高校生までの障害をもった子どもたちの支援を目的とした児童福祉施設「児童発達支援・放課後等デイサービス ダイアキッズ」を運営しています。子どもたちが持つ可能性を大切にしたいと語る渡辺さんのLife 2.0(=自分らしい、これからの生き方)と、その先に見据えることとは?自分らしい生き方の実現をサポートする、マニュライフ生命保険のプランライト・アドバイザー(以下PA)と一緒に、渡辺さんのLife 2.0を考えてみました。
渡辺敦子さん
1964年生まれ。ガールズロックバンド「プリンセス プリンセス」のリーダーでベーシスト。バンド解散後は、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校で副校長を務めながら、児童発達支援・放課後等デイサービス ダイアキッズを運営している。
マニュライフ生命のプランライト・アドバイザー
半導体メーカーの営業職を経て50歳になる頃にマニュライフ生命保険へ。お客さまの夢や希望を実現するためのコンサルティングを行っている。
PA:
プリンセス プリンセスのベーシストとしてご活躍されていた渡辺さんですが、そもそもバンド結成のきっかけはどういったものだったのでしょうか?
渡辺さん:
高校卒業後、何をしようかという時に、心のどこかでベーシストとして活動してみたいという思いはあったものの、どうしたらそういう業界に入ることができるのか知恵もコネもない状態でした。親も「右も左もわからない業界は無理でしょう」ということで、実は看護学校を受験したのですが落ちてしまうんですね。「さあ、どうしましょう」という時に母が女性を対象としたロックバンド結成のオーディションを見つけてきまして、直感で受けることを決めました。
PA:
ちょうどバンドブームの時代ですね。お母さまもすごいですね。
渡辺さん:
何をやっても飽き性だった私がベースだけは毎日のよう練習して熱中している様子を見てびっくりしたみたいです(笑)。その後、別のオーディションでプリンセス プリンセスの前身「赤坂小町」が結成されました。
PA:
最初は「赤坂小町」という名前だったのですね! リーダーだったということですが……。
渡辺さん:
リーダーを決めようとなった時に、誰もやる人なんていませんから最初は交代で順番にリーダーをやってみようとなったのですが、一周しないうちに「敦子、お前がやれ」とマネージャーに言われて私がリーダーになりました。最年長でクールキャラだったからだと思います(笑)。
PA:
プリンセス プリンセスとして一世を風靡したわけですが、解散後は専門学校の講師になられたんですよね。
渡辺さん:
はい。専門学校で教える仕事をメインにしてきましたが、それまでとは全く違う世界でした……。ただ、ベースという楽器の立ち位置も底からバンドを支えるような役割で、そういった意味では教育の現場にも違和感なく入り込むことができたと思います。
PA:
今でも元メンバーのみなさんと会う機会はあるのですか?
渡辺さん:
5人が揃う機会はなかなか無いのですが、私と中山さん(中山加奈子さん/ギター)は年末に一緒にライブをしていますし、富田さん(富田京子さん/ドラム)は同じ専門学校で講師をしているので一緒になることも多いです。子育て中のメンバーで会うこともあるみたいですよ。私が大阪にいる時に地震に遭った時も、メンバーが「大丈夫?」と連絡をくれました。
PA:
良い仲間ですね。みなさんそれぞれ色々な道を歩まれているんですね。専門学校の講師として、そして児童福祉の取り組みにも挑戦している渡辺さんは、私たちが提唱している“Life 2.0=自分らしい、これからの生き方”の考え方をまさに実践されているように感じます。
渡辺さん:
(東日本大震災)復興支援の再結成を経て、40代後半から児童福祉に挑戦したのですが、年齢を重ねた時にまだまだやれることがたくさんあると思ったんです。
PA:
児童福祉に挑戦されている渡辺さんの新たな夢はなんですか?
渡辺さん:
ダイアキッズの運営と、4月にオープンしたばかりの2店舗目のダイアキッズ ネストをしっかり地固めしていかなければならないのですが、まだまだ夢は終わらないのではないかと自分では思っています。今は児童福祉に携わっていますが、介護や老後の分野に視点を向けたシニア版のダイアキッズというのもありなのかなと考えています。漠然とではありますが老後をサポートする施設です。
PA:
面白いですね!
渡辺さん:
60代でも70代でもまだまだみんな元気なので、そうしたところに希望を与えられるような施設にできたら良いですね。子どもも大人も高齢者も、障害者も健常者も人はかけがえのないものというところでは共通していると思っています。
PA:
シニア版のダイアキッズについて、何か準備は始めていますか?
渡辺さん:
準備はまだですね。放課後等デイサービスを始める時には、障害者の方の現状やどの地域でオープンするべきかなどを勉強していましたが、まだそこまでのことはできていないので、動き出すのはもう少し先のことかなと思っています。ここ3年間はあまり休まないようにして仕事をしていますが、還暦くらいになったら1、2ヶ月海外に行ってみるなど、これからは仕事だけではなく、生活をエンジョイすることも大切にしていきたいです。
PA:
健康寿命が大切ですよね。次の夢に向かうにあたって何か不安に思っていることはありますか?
渡辺さん:
全く無いというわけではないのですが、何かを始める時に私一人の力ではできることが限られています。会社には経営や財務をサポートしてくださる経営コンサルタントがいて、色々な面で助けていただいています。サポートしてくれる人がいるというのは大事な要素ですね。
PA:
周りの人に支えられているのですね。私たちも将来設計に関する不安など、ライフプランニングも含めて、お話を伺いながらサポートさせていただいています。
渡辺さん:
そういったサポートをしてくださることは知らなかったのですが、とても心強いですね。人の力はすごく大きいと思っています。
渡辺さんのように新しいことに挑戦したい方、まだ具体的には決まっていないけれど叶えてみたい夢がある方に。マニュライフ生命は、あなたの無限に広がる未来をサポートします。
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-今回、PAとお話ししてみていかがでしたか?
渡辺さん:
50代、まだまだやれることはたくさんあると思えました。何か新しいことに挑戦したいときに、支えてくれる人がいるということはとても重要なことだと本当に思います。
ガールズバンドのベーシストから教育、そして福祉の現場で活躍を続ける渡辺さん。直感で行動することが多いと語る彼女のそばには、描いた夢の実現をサポートしてくれる人がいました。一人でできることは限られているからこそ、信頼できる人の存在はとても重要。
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