外貨建保険は、払い込んだ保険料の一部が外貨で運用される生命保険です。原則として、保険料は外貨で払い込み、保険金、解約返戻金などを外貨で受け取ることができます。豪ドルは契約時に選択できる通貨として、米ドル・ユーロとともに多くの生命保険会社で採用されています。
オーストラリアは天然資源を豊富に産出する国として知られています。アルミニウムの原料となるボーキサイトは世界1位、鉄鉱石も世界1位、金は世界3位(いずれも2022年推計)*1など、世界でも有数の採掘量を誇り、輸出品目の約5割が鉱物資源で占められています*2。
また、オーストラリアでは、経済成長の源となる人口増加が見込まれています。人口推移の予想値は2000年を100%とした場合、2050年には169.3%(日本は81.8%、アメリカは132.9%)*3とされており、移民の増加により人口増加が加速しています。
観光も注目されていて、世界最大級の珊瑚礁であるグレート・バリア・リーフや、巨大なエアーズ・ロックなどの世界遺産、白いオペラハウスが映えるシドニー湾は世界三大美港観光のひとつです。また、コアラやカンガルーといったオーストラリアならではの動物も人気です。
これらを背景に外貨資産としての成長を期待できることが、豪ドルがさまざまな外貨建保険で契約通貨として採用される理由の一つでしょう。
豪ドルをはじめとした外貨建保険のメリットは、円の資産に外貨資産を加えることで、資産全体のリスク軽減の備えとなります。
保険料の払い込みや保険金などの受け取りを豪ドルなど外貨で行う場合、為替リスクは避けられません。為替レートの変動により、受け取る円換算後の保険金額が契約時の円換算後の保険金額を下回ることや、受け取る円換算後の保険金額が払込保険料の総額を下回ることがあります。
また、為替リスクに加えて、一般的な生命保険にかかる諸費用や解約した場合の解約控除、外貨の取り扱いによる費用などがかかることも覚えておきましょう。
*1 U.S. Geological Survey - Mineral commodity summaries 2023
*2 Australian Government Department of Foreign Affairs and Trade, Composition of Trade Australia 2018-19
*3 UN,World Population Prospects:The 2022 Revision
※外貨建保険にはリスクや費用があります。詳細は各外貨建保険の契約締結前交付書面、ご契約のしおり・約款などをご確認ください。
※記載内容については、2023年4月現在の内容であり、今後変更となる場合がありますのでご注意ください。
※このコラムの内容は各商品・制度の情報提供を目的としたものです。一般的な説明であり、特定の商品を説明・推奨・勧誘するものではありません。取扱会社などによって、お取り扱いが異なる場合がありますので、各資料などをご確認いただき、ご意向に沿ったものをご検討ください。
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