被保険者が死亡したときに確実にお金をのこす必要がある場合、一時払終身保険を含めた生命保険の相続への活用が考えられます。
一時払終身保険とは、契約時に保険料を1回で支払う終身保険のことをいいます。保険料を月払・年払など分割で支払うのではなく1回で支払うことで、保険金額が同額の終身保険よりも保険料を安く抑えることができます。また、20年、30年かけて分割で払い込む保険料を契約時に1回で払い込むため、まとまったお金を用意しておくことが必要です。
商品や払い込んだ保険料にもよりますが、月払の終身保険などに比べて解約返戻金が、契約から払い込んだ保険料の総額を上回るまでの期間が短いことが特徴です。
家族に資産をのこすことを考えた時、預貯金の場合では安全で分割が容易というメリットがあります。なお、万一の際にはのこされた家族がすぐに引き出すことが難しかったのですが(引き出す際には法定相続人の同意が必要です)、いわゆる「預貯金の仮払い制度」により、預貯金債権のうち一定割合について、相続人単独で、払戻しを受けられるようになりました。また、有価証券では資産を増やしてのこせる期待がもてますが、万一のときには資産が減少している可能性もあります。
一方、一時払終身保険を含めた終身保険では、下記のメリットがあります。
死亡・高度障害保障が一生涯続きます。
生命保険の保険金は受取人の固有財産となり、原則として遺産分割協議の対象外*となります。万一の場合、あらかじめ指定された保険金受取人に現金をのこせるので、例えば相続税の納税資金として活用できます。
相続人が受け取る死亡保険金のうち、非課税限度額までは相続税の対象になりません。
「保険金の非課税限度額=500万円×法定相続人数」
※記載内容および税務上のお取り扱いについては、2022年10月現在の内容であり、今後、税制の変更などによりお取り扱いが変更となる場合がありますのでご注意ください。また、個別の税務などの詳細については税務署や税理士など、専門家にご確認ください。
※このコラムの内容は各商品・制度の情報提供を目的としたものです。一般的な説明であり、特定の商品を説明・推奨・勧誘するものではありません。取扱会社などによって、お取り扱いが異なる場合がありますので、各資料などをご確認いただき、ご意向に沿ったものをご検討ください。
マニュライフ生命の金融・保険アドバイザーであるプランライト・アドバイザーが
無料で最適な保険選びのお手伝いをいたします。お気軽にご相談ください。
資料請求や最寄りの店舗のご紹介はお電話でも承っております。
※受付時間:月~金曜日 9時~17時(祝日・12月31日~1月3日を除く)
MLJ(CMD)22100810
資産形成の知識
NISAとiDeCo、どっちがいいの?違いを知って目的に応じた使い分けを
もっと読む
保険で資産運用?保険商品それぞれのメリットとデメリットを徹底解説!
もっと読む
つみたてNISA(積立NISA)のメリットとデメリットとは?知っておくべき注意点も
もっと読む
個人年金保険とiDeCoの違いを徹底比較。あなたにあった老後の資産形成方法は?
もっと読む
iDeCoおすすめする人、おすすめしない人の特徴 自分にあった資産形成
もっと読む
iDeCo(イデコ)とは?メリットとデメリットを理解して上手に活用しよう
もっと読む
これで迷わない!生命保険の選び方~種類・目的・年代別ポイントを徹底解説~
もっと読む
一時払保険
一時払い終身保険とはどんな保険?メリット・デメリットをわかりやすく解説
もっと読む
収入保障保険
収入保障保険とは?メリット・デメリット、就業不能保険や所得補償保険との違いも解説
医療保険
医療保険とは?公的医療保険と民間の医療保険との違いや、種類、必要性をわかりやすく解説します。
もっと読む
ガン保険
がん保険は必要?不要?~がんの現状やがん保険の保障内容をおさえて、年代別の選び方も解説します!~
もっと読む