個人年金保険の年金の受取期間には大きく分けて2つ、一生涯受け取るタイプ(終身年金)と、一定期間受け取るタイプ(確定年金)があります。
ここでは一生涯受け取るタイプのうち、保証期間付終身年金についてご紹介します。
個人年金保険の一生涯年金を受け取るタイプでは、次のような特徴があり、一般的には公的年金や企業年金の不足を補う「上乗せ資金」に適しているといわれています。
個人年金保険に加入した場合、インフレ(またはデフレ)によって年金を受け取る時期のお金の価値が変動してしまう可能性があります。将来受け取れる年金額は個人年金保険に加入した時に確定するので、インフレが起こってしまうと、実質の年金額の価値は下がってしまいます。
また、万一加入した保険会社が破綻した場合は、老後に受け取る予定だった年金が減額されてしまう場合もあります。
すべての保険会社は保険業法に基づき、生命保険契約者保護機構に加入する必要があります。保険会社の破綻後に契約を引き継いでくれる会社などが現れない場合は、生命保険契約者保護機構自ら、もしくはその子会社にあたる保険会社が承継し、保険契約を保護してくれます。保険会社が破綻した時点の責任準備金等の90%まで補償されることになるので、年金がまったく受け取れないといったことにはなりません。(年金額の90%ではありません)
しかし、年金額が減額されてしまう可能性を考えると、これもリスクの1つと言えるでしょう。
・年金の受取方法を決める
確定年金(年金開始後、生死にかかわらず一定期間年金を受け取ることができます)で10年型や15年型を選んだ場合、例えば年金支払開始年齢を60歳にしてしまうと70歳、または75歳で個人年金保険の年金受け取りが終了します。確定年金受け取りの期間経過後は個人年金保険の年金を受け取ることができなくなり、公的年金や貯蓄だけで日々の生活費を賄う必要があります。
終身年金タイプの個人年金保険であれば、生存している限り年金を受け取ることができるので、長生きのリスクにそなえられます。
※記載内容は2018年1月現在のものであり、将来的には変更されることがあります。
※このコラムの内容は情報提供を目的としたものです。また、一般的な個人年金保険の説明であり特定の商品を説明・推奨・勧誘するものではありません。
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