多くの方にとって老後は主に退職金や公的年金で生活することになりますが、ゆとりある老後の生活資金を備えるために個人年金保険が活用できます。
ここでは個人年金保険のメリットとデメリットの両方をご紹介します。
個人年金保険は口座引き去りやクレジットカードなどで保険料を毎月払い込むことになります。預貯金のように簡単に引き出すことができないので、貯金が苦手な方でもこつこつ資金を備えることが可能です。
払い込む保険料は「個人年金保険料控除」(個人年金保険料税制適格特約を付加し、所定の条件を満たす必要あり)または「一般生命保険料控除」(所定の条件を満たす必要あり)が適用されます。所得控除が受けられ、年末調整や確定申告で還付がありメリットです。
事前にどのくらい控除されるのかチェックしておくとよいでしょう。
何らかの理由で保険料を払えなくなると途中解約をする場合もあるでしょう。途中解約を行うと解約返戻金が支払われる場合ありますが、多くの場合、実際に払い込んだ保険料より低い金額となります。
将来の受給額が決まっている確定給付型はインフレに弱いというデメリットがあります。インフレとは物の価値が上がる代わりに、お金の価値が下がる現象です。将来的にインフレが起こるとお金の価値が変わってしまい、受給される年金の価値も変わってくる可能性があります。
個人年金保険は老後の向けて資産を計画的に準備できるメリットがあります。さらに「個人年金保険料控除」または「一般生命保険料控除」を活用すれば所得税・住民税の負担を少なくすることも可能です。
しかし、同時に途中解約による元本割れや、インフレの影響、また、外貨建ての場合は為替リスクもデメリットとして挙げられます。
個人年金保険を検討する際には、他の保険商品と同様、その内容と特徴を理解して加入しましょう。
※記載内容および税務上のお取り扱いについては、2023年7月現在の内容であり、今後、税制の変更などによりお取り扱いが変更となる場合がありますのでご注意ください。また、個別の税務などの詳細については税務署や税理士など、専門家にご確認ください。
※このコラムの内容は各商品・制度の情報提供を目的としたものです。一般的な説明であり、特定の商品を説明・推奨・勧誘するものではありません。取扱会社などによって、お取り扱いが異なる場合がありますので、各資料などをご確認いただき、ご意向に沿ったものをご検討ください。
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